ReturnTopMainMenu

ゲンペイ雑記

過去に管理人が書いた雑記。
グダグダな内容だけどヒマつぶしにはなると思う…
ってコトで読み返して多少オモシロそうなネタだけ再録しました。

2017年10月2日号

一遍上人ライブ絵みてきた

先週の土曜はトーハクで「一遍上人絵伝」やっと観てきました。23~24日は22時までやっていたので遅く行ってもゆっくり観覧できた夢のような2日間でした。一遍上人とダンス集団の伝説の市屋アリーナの絵巻物、最高!でも実は一遍上人絵伝で一番キュンキュンするのは犬神人の存在。被差別人種の負目でいつも遠くに控えてながら一遍を慕ってどこまでも着いていくのがいじらしい。。。(←勝手な解釈ですが)右の写真はその門前に控えている犬神人たち。ご覧になる機会があれば、彼らを探してみてください。かならずどこかにひっそりと控えてます。そして一遍さんの入滅時には。。。なんとも健気。


2013年2月12日号

三ツ矢サイダー

当サイト管理人は三ツ矢サイダーが大好きでして。
いつものようにサイダー飲んでたら、何気なくパッケージに描いてある武将っぽいイラストが目に入り、書いてある話を読んで、

ま、まさかの源満仲=多田のマンジューさんが、三ツ矢サイダーの名前の由来に関係してたの!?

と、いまさらながらビックリ。
1月に京都の六孫王神社にお参りして親近感わいてたとこだったので、自分的タイムリーヒットd(^^
*六孫王神社は経基王と満仲が祀られる清和源氏発祥の宮

多田満仲は清和源氏の武士地盤を固めた人物で、勿論のことながら木曽殿のご先祖サマでもありまして、良くも悪くもいろんな伝説が残ってます。
今度兵庫に行ったら多田神社にお参り行きたいなあ。 


2012年4月20日号

すまいのせちえ


最近キャッチーだったニュースは

『大相撲の幕内・豊真将が大河ドラマに平安時代の力士として出演』。


平家物語で有名なエピソードといえば『名虎』ですが
多分これを大河でやるわけじゃないんでしょーね。。。


この『名虎』、けっこう好きです。

ストーリー的には木曽殿が入京後の『山門御幸』と『宇佐行幸』の間、
ほとんど本編とは関係ない挿話で、しかも過去に起こった話をいきなりつっこんでます。。

二人の候補から東宮を決めるのに相撲の勝ち負けで決める、と見せかけて実は

あの弘法大師の弟子・柿本紀僧正真済」VS.仏教最高峰の比叡山・恵亮和尚」

の高僧による祈祷対戦。
しかもこのバトルで不利になった恵亮和尚は、
独鈷で頭を突いて脳みそ出してどうするかと思ったら護摩木になすりつけて焚くとか、ありえない行動に出て
なんとこれで負けそうになってた力士・善雄が力士・名虎に勝利!

なんという霊験!

(このように素晴らしい祈祷のご用命は是非比叡山へどうぞ♪)
(この番組は「天台宗」の提供でお送りしました)


…という、現代のTV番組にも通じるCMになってます。オモシロくないですか?

平家物語という、人気も普及率も高いメディアだからこその広告効果というか。
当然の事ながらカッコ内()の描写は無粋なので、実際に書かれている訳ではないです。
 #最近テレ東とかでよくある、
 #年配の方の闘病ドキュメンタリー番組だと思ってたら
 #青汁のCMだった、みたいなノリに近いかも


軍記モノというのは「戦争記録」として武士の名が細かく載せてあるんだと思ってたんだけど、
テレビもラジオも新聞すらない時代には、
意外と後世の中小企業的な武家(小名)の宣伝にもなってたのかなー
と思ってみたり。

「ホラッここ!この宇治川合戦の時に河原兄弟っているでしょ!これウチのご先祖ですから!」
という売り込みをやったとかやらなかったとか…



2012年4月20日号

鳥料理「義仲」



写真がボケボケで痛恨のミス!ですが…


京王線の桜上水駅にある鳥料理「義仲」というお店が長年気になっていたところ、
なんということでしょう、先日Twitterのフォロワーさんと行ってしまいましたw


気になる店名ですが、
店主が木曽福島出身=ヨシナカスキーということで木曽殿にあやかって店名を「義仲」にされたとのこと。
やだもう!かなりホームグラウンドですよココ!
木曽の話とか、木曽殿の話とかしまくりましたヽ (´~`)ノ


巷でウワサ(!?)のつくね、オイシカッタです
あと〆に「義仲めし」ってメニューをいただきました
胆石持ちのワタシでも後に引かないあっさり加減がGOODです

思ったほど敷居高くないのでヨシナカスキーさんにおススメ!
ただ女性単身で乗り込むのは多少の勇気がいるかもですね。。。





絵で知る日本史

週刊 絵で知る日本史』という雑誌が集英社から刊行中ですが

戦国時代ばっかじゃないの〜?

と斜に構えてたら
源平モノも数冊あったので買うことにしました(^_^)b
というわけで気になる号の発売スケジュールなどφ(..)メモメモ

2010年
12月22日 一ノ谷合戦図屏風・屋島合戦図屏風【源義経】

2011年
1月13日 12 前九年合戦絵詞・後三年絵詞【源義家】
2月3日 15 保元合戦図屏風【源義朝】
2月10日 16 壇ノ浦合戦図屏風【平知盛】
3月3日 19 平治合戦図屏風【平清盛】
3月17日 21 木曽義仲合戦図屏風【木曽義仲】


ここで木曽殿出てくるあたり、認知度上がった気がシマス!
八幡太郎は、河内源氏中興の祖(…でもないか;)ってコトでリストアップ。


史跡巡りしていると、八幡神社に行けばだいたいにおいて「八幡太郎義家が奥州平定の際ここに寄って戦勝祈願した」という由緒があったりするので、だんだん友達のような気になってるんですよね


あと、源平には無関係な松尾芭蕉も、木曽殿関連の史跡で必ずといっていいほど句碑に出会うのでなんかライバというか、先輩!と呼びたくなるような気になる存在になってます(いや俳句とかは全く興味ないんですけど)


2009年6月27日号

ワールドカップで寝不足

サッカーファンというワケではマッタクないのですが
ワールドカップだけは何故か観戦してしまいます4年に一度だし。

そして、青に赤のワンポイントの日本ユニフォームを見ると
那須与一を思い出します…。「褐(かち)に赤地の錦を以てオオクビ・端袖いろえたる直垂」を着てるワケなので、ホントはこんなに青くないけども。
*ちなみに褐は濃紺色

源平合戦の当時はかなりのオシャレカラーで、与一くんも若者らしく身分なりのオシャレをしていたんですね。

先生にはWBC(ワールドベースボールクラシック)のユニフォームカラーがまさにソレだと教わりましたが。。。本物に近いの色をご覧になるなら是非WBC公式サイトでご確認ください!


2009年6月27日号

SF漫画史屈指の名シーン

先週?のN●K「その時歴史が動いた」興亡・北の黄金王国〜奥州藤原氏vs.源氏〜の、源氏の入京や勢力説明に木曽軍の存在がなかったので1mmくらいヘコんだwww

ところで、【木曽の最期】をまとめている最中に思ったのですが、これってちょっと石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』地底帝国ヨミ・編のラストに似てるんじゃね?

というわけで、多少強引だけどもそのSF漫画史屈指の名シーン名台詞を簡単に紹介。


*敵の本拠地を破壊するも宇宙空間に放り出された009(ゼロゼロナイン)。そこに002(ゼロゼロツー)が仲間の制止を振切って文字通り燃料を使い切って助けにくる。

 002「ごらんよ009! 宇宙の花火だ!「黒い幽霊ブラックゴースト」のさいごだぜ!」
 009「…………」
 002「しかし……どうやらぼくらも…さいごらしいよ」
 009「え?」
 002「ロケットのエネルギーが、もうあまりないのさ 重力からの脱出にえらく、くっちまってね!すまんな009 せっかくたすけにきたのにさ……」


 009「002!こ この手を離せっ はなしてくれっ きみひとりなら、たすかるかもしれないじゃないか!」
 002「そうはいかないよ009。ぼくらはやくそくしたじゃないか……死ぬときはいっしょに……と」


 009「だ だめだ だめだあ!ジェット むだ死にしては…」
 002「おっともうおそい大気圏突入!  ジョー!きみはどこにおちたい?」
 009「…………」

そして二人は大気圏で燃え尽き、その光は流れ星となって落ちていった。。。



この002の
「そうはいかないよ009。ぼくらはやくそくしたじゃないか……死ぬときはいっしょに……と」ってセリフがまるで義仲の「契りはいまだくちせざりけり」じゃないですか!もー!!!!!

死地と知りながら無二の友を慕って行くという図式も同じ。そして結末、同じ場所で共に死なんとする。
人によって解釈は変わるんでしょうが、やはり普遍の感傷ってゆーか普遍の男のロマンがあると思いたい!
マンガ読んでくださいゼヒとも!泣けます!



鹿毛(かげ)
:ボディは茶色(褐色〜黄)で四肢や長毛(たてがみやしっぽ)が黒い。黒鹿毛は全体に黒みを帯びているもの、青鹿毛はほぼ黒い。ポイントは目や口やのまわりや鼻先、下腹部は茶色いところ。
 ・木の下(このした)→鹿毛【競(きおう)】
 ・生食(いけずき)→黒鹿毛【宇治川】
 ・磨墨(するすみ)→「まことに黒かりければ」青鹿毛、または青毛【宇治川の事】
 ・童子鹿毛(どうじかげ)→鹿毛【重衡生捕】

栗毛(くりげ)
:ボディが栗色。尾花栗毛は長毛が白い(白銀・白金)。栃栗毛は栗毛に黒みを帯びているもの。
 ・源蔵人仲兼の馬→栗毛なる馬の下尾白い【法住寺合戦の事】
 ・権太栗毛(ごんたくりげ)→栗毛【一二の駆け】

青毛(あおげ)
:ボディも長毛も真っ黒。
 ・磨墨(するすみ)→「まことに黒かりければ」青鹿毛、または青毛【宇治川】
 ・薩摩守忠度の馬→「黒き馬」青鹿毛か青毛【忠度の最期の事】
 ・井上黒(いのうえぐろ)改め川越黒(かわごえぐろ)→明記されてないが名前から察すると青毛【濱軍】
 ・太夫黒(たゆうぐろ)→「黒き馬」青鹿毛か青毛【嗣信最期】

葦毛(あしげ)
:ボディの白っぽい毛に地肌色の灰色や黒、茶色などの斑が混じったもの。義仲の愛馬「木曽の鬼葦毛」はこれ系。連銭葦毛は灰色のボディに黒灰色輪状の模様が浮かんでいるもの。
 ・煖廷(なんりょう)→白葦毛【競が事】
 ・鬼葦毛(おにあしげ)→連銭葦毛【木曾の最期】
 ・斉藤実盛の馬→連銭葦毛【実盛最期】
 ・奥州秀衡より龍蹄二匹のうち一匹→連銭葦毛【倶利伽羅落とし】
 ・敦盛の馬→連銭葦毛【敦盛最期】
 ・老馬→白葦毛【老馬】
 ・薄墨(うすずみ)→明記されていないが名前から察すると葦毛っぽい?【坂落とし】

白毛(しろげ)
:ボディも長毛も真っ白。生まれつき白いものをいう。馬は歳をとると白髪になっていくので、そこ気をつけるべし。<特に葦毛馬
平家物語では「月毛」にカテゴライズされていると思われ。
   ↓
月毛(つきげ)
:乳白色(クリーム色)。
 ・西楼(せいろう)→白月毛【一二の駆け】
 ・奥州秀衡より龍蹄二匹のうち一匹→白月毛【倶利伽羅落とし】
 ・加賀坊の口の強き馬→月毛【法住寺合戦】
 ・夜目無月毛(よめなしつきげ)→月毛【重衡生捕】
 ・人見四郎の馬→月毛【盛俊最期】

河原毛(かわらげ)
:ボディは黄褐色か亜麻色、足元や尾は黒い。北海道和種に多し。これダビスタには出てこない。
 ・熊谷の旗指の馬→黄河原毛【一二の駆け】


だいたい馬の知識はゲームで覚えた事なんで、馬関係者からは「その知識どうよ」と言われるかもしれないッス…






Copyright Miyataya All Rights Reserved.