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旅 レ ポ 。

粛々と入京ルートで大津ワンデー。


いきなり義仲忌前に風邪をひいてしまったので今年の墓参ツアーは中止だな…と思ってたはずが、残念だなあ、と思ったらすごく行きたくなって、結局次の週に行ってきた。

毎度おなじみ、駅弁を買って新幹線にのりこむスタイルで、
本当は東京駅「おもてなし弁当」を狙ってたんだけど、早朝で未入荷だったため「式年遷宮記念(お伊勢さん)参りましょう弁当」(タイトル長い…)にする。これも十分美味い!


京都駅で琵琶湖線に乗り換えて、石山駅で下車。

今回最初のお目当ては瀬田の唐橋を越えた先にある近江一の宮「建部大社」。


アツい看板もある…


盛衰記では木曽殿の入京前、旧暦7月22日の夜に大田・倉光軍が粟津で帰京途中の知盛軍(500騎)に追いついてしまい、誰何されて「やべ!」っと来た道戻って陣を構えたのがこの建部社。


立地としては勢多の唐橋から数百mの距離で、丘の上に国庁があり、その麓に建部大社があって背後に森、さらに平安期には河口周辺に近江商人が軒を連ねていた。
大田倉光軍を追いかけてきた知盛軍は、勢多の唐橋が橋板を上げてあったため、つり舟で渡河し在家に火をかけて交戦。
4時間ほど戦ってわずかに知盛軍が崩れ京に退却。大田倉光軍は東坂本の林・冨樫軍と合流した。


そんなわけで丘を上って近江国庁跡にも行ってみる。


かなりの広さで、平安末期にどのくらい機能していたか分からないが(国庁としての機能はしてたらしいし)、築地塀など一部復元もされていて、妄想もイロイロと膨らむー




一旦、石山駅にもどるために瀬田の唐橋をもどる。去年は工事中だったけども、今年は塗り直しも終わって元通り…と思ったら以前より黄色っぽくなってる…?


さて、石山駅からバスに乗って、次に向かったのは近津尾神社。歩いて行けない距離ではないが、時間が惜しい。
この神社の境内に芭蕉先輩が住んだ庵があったといい、バスを降りて歩き始めるとあちこちに「幻住庵」の看板がある。
そもそもは近津尾神社の境内だというのに幻住庵の看板しかないってどゆこと!?



先輩!

そのキラキラネームなんですか?…じゃなくて、
何か理由あってそこに住まわれたのですか!?

と気になってたので調べてみると、承安3年の石山寺記録に『近津尾神社は後白河院の命で石山寺祈願寺として勧請』とあるらしく、
木曽殿が駐屯してたとか、そういう噂はないらしい…。




せっかくなので昭和に復元された幻住庵を拝観しようと思ったら、

の看板が!
去年の台風のせいじゃ仕方ないとはいえ残念すぐるー


さて、そんな近津尾神社のいいところは、神社を下りてすぐのところにバス停があることだと思う。
丁度良い時間のバスがあったので、それに乗って再び石山駅に戻る。



ちょっと急がないと、今年も義仲寺を締め出されちゃう…(冬は16時に閉まる)ので、急ぎ足でまずは石山駅から一番近い今井さんのお墓に歩いて向かう。



さていつものようにお参り。
縁もゆかりも無いのに毎年来ちゃってスミマセン…




さらに7〜8分歩いて国分寺へ。


いつも思うんだけど、近江国分寺ってちょっと残念なんだよなあ…ロケーションが…
と、境内に入り右手にある巴御前供養塔に手を合わせる。



数年前に来て以来久しぶりに来たせいか、気のせいだとは思うけどもなんか供養塔が新しくなってる…?


粟津駅まで歩いて、京阪に乗って膳所駅で下車。


楽勝で義仲寺に到着。なんか拝観料上がった気がする…



木曽殿…


芭蕉先輩…!


山吹ちゃん……!


巴ちゃん!!!


今年は木曽殿の「出世」守りをいただく(←500円也。ちなみに去年は巴ちゃんの「不敗」お守りをゲット)。


最後に巴地蔵さまにお参りして、ミッション終了。
この時点で14時くらい。


ところで、平安時代入京ルートを最もお手軽に堪能できるのは京阪京津線だと思う…
というわけで京阪膳所駅でまた乗車→浜大津駅で乗り換えて、京津線に乗る。


突然ですがここで京阪電鉄「大津線」(石山/坂本/京津線)のおさらい。

この路線を制覇するだけで平家物語【山門牒状(入京)】と【木曽最期】が満喫できるノダー!そのためにまずは御陵か石山で迷う事なく「湖都古都おおつ1dayきっぷ」(大人500円、2014年現在)を購入しておこう!一日乗り放題&特典付きでオトク。

 ◆石山線「唐橋前」で勢多の唐橋まで徒歩5分、建部大社まで徒歩15分。
 ◆「京阪石山」から兼平墓まで徒歩5分、国分寺まで徒歩10分。
 ◆「粟津」から国分寺まで徒歩5分。
 ◆「瓦ケ浜」から篠津神社まで徒歩5分。
 ◆「京阪膳所」から義仲寺まで徒歩5分。
 ◆「石場」周辺が打出浜、北上してすぐ琵琶湖畔。

 ◆京津線「上栄町」から長安寺(関寺)、関蝉丸神社(関清水)
 ◆「大谷」から逢坂関
 ◆「四宮」周辺が四ノ宮河原
 ◇さらに地下鉄「蹴上」まで行けば粟田口(おおつ1dayきっぷでは行けません)
 ◆坂本線「三井寺」から園城寺まで徒歩10分&拝観料50円OFF
 ◆「坂本」から比叡山鉄道ケーブルカー(20%OFF)で延暦寺


大谷駅で降りて、逢坂山関を越えつつ前回行けなかった関蝉丸神社上社に行く。上栄町の関蝉丸神社が下社にあたり、上下社に分かれているのが珍しいのでお参りした。木曽殿関連の伝承は…ない。


実は今回最大の楽しみにしていたのはこの大谷駅から下車してすぐにあるうなぎ屋さん「かねよ」のきんし丼を食べる事だった!
道の両側とも「かねよ」さん、お昼を抜いておなかを空かせて参りましたぞ!



きんし丼、ご対面!(卵焼きがこれでもかという厚さで乗っかった鰻丼)



おいしく頂いた。
この時点で16時半くらいだったので、四宮駅でも下車してみる。諸羽神社の鳥居前であえなく太陽が隠れてしまったので今回のフィールドワーク終了。


諸羽神社は古くは両羽大明神と称し天孫降臨の伝説に依る神社らしい。また、蝉丸伝説の元とされる盲目の皇子・人康親王の別荘地であったともされ、琵琶石などゆかりとされるものが境内にある。この人康親王が四の宮であったため、このあたりの地名を四ノ宮というのだとか。
長門本に『木曾もろば山の前、四宮河原に打出でてみれば』のもろば山がこの背後の山なんだけども…暗いので写真撮れず、残念。

ここから西に5分程歩けば京阪&JR山科駅。
あとはゆっくり帰途につく。

今回、かねよのきんし丼がボリューミーだったので駅弁は買わず、そのかわり京都駅の新幹線構内のお土産屋さんで亀屋清永さんの「清浄歓喜団」をGET!
略してお団、大河清盛が頬張ってた唐菓子です。



毎度ここまで読んでいただいた方感謝カンシャm(_ _)m
2014年1月

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より大きな地図で 京阪おおつ1day編 を表示

<今回の移動ルート>

JR石山駅

建部大社

近江国庁址

近津尾神社(幻住庵)

兼平の墓(兼平供養塔)

国分寺(巴供養塔)

義仲寺(義仲供養宝篋印塔)

逢坂関址

関蝉丸神社上社

JR四ノ宮駅

諸羽神社

JR山科駅



◆今回のヒント
京阪電車
「湖都古都おおつ1dayきっぷ」


かねよ

亀屋清永「清浄歓喜団」


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