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旅 レ ポ 。


久々利と書いて「くくり」と読む

友人から中日新聞の記事を教えてもらったのがキッカケで、ムズムズしていたので行ってしまった、岐阜県可児市久々利。<ってどこですかホントに

さすがに今回はバーチャス・ミッションというわけにはいかず宿を確保、でも着替えの服は現地調達

*バーチャス・ミッションとはMGS3(メタルギアソリッド3)の潜入作戦。



出発地は東京、JR東海の新幹線に乗って「名古屋」で下車、さらに名古屋の名鉄「新名古屋」駅から小牧ー広見線に乗りかえて「新可児」駅で下車、これ以降はタクシ〜。調べなかったけどバスもあるのかも。


 


道中、まるで映画のロケ現場みたいに風光明媚な田舎の風景が広がっている。(車中だったから写真撮れなかった〜)



さてココで何があるのかというと、

町並み背景に武者行列 可児で木曽義仲サミット【中日新聞】
【記事にリンク】

とまあ、こんなイベントが。
もともと木曽殿ゆかりの地ではなく、義仲の子孫・木曽氏の流れを汲む「千村」家の土地がここにあり、その縁で今回のサミット開催地になったとのこと。



久々利には「木曾古文書歴史館」という資料館もあり(千村家運営?)、サミットの行われた公民館のすぐ近くにある。



時間がとれずに閲覧できなかったけど、こちらには「今井兼平書状」なるものが残されているとか。
うむ、機会があったら拝見したいものだ…


久々利公民館に到着。


やってるかどうかとっても不安だったが、どうやらやってた〜w



案内の方にパンフレットと、可児市の観光案内のちらしまでいただいた。さすがに東京から来るファンは珍しかったようで;



さてサミットはホラ貝を号令にはじまり、

・開会宣言と詩吟
・来賓あいさつ
・パネルによる源平合戦の史跡の解説
・基調講演
・パネルディスカッション
・サミット採択宣言
・閉会挨拶

こんなかんじで約3時間のプログラム終了。



◆◆◆
簡単な感想を述べると、
”史跡研究家”長瀬啓一智氏のパネルディスカッションは面白かったです。けっこういろんなところ行ってますよね!<ヲタ仲間目線でモノ言ってます
もっと史跡巡りしたくなりました。
◆◆◆
それから木曽町長で「義仲・巴ら勇士を讃える会」会長の田中勝己氏のお話も面白かったです。
ファン歴長いぞ!っていう愛を感じました。
◆◆◆
北陸と長野あたりで「義仲出世街道」なるキャンペーン企画があるような話もありました。ワタシもそのルートでスゴロク作りたいなと思ってたので、同じ事考えるんだなあとw思って聞いてました。
確かに北陸物産展行っても「弁慶のナントカ」はあっても「義仲のナントカ」って名物もないしネ。
◆◆◆
あとはファンのサークル同士のしがらみっぽい話も聞こえてきたのはちょっとマイナスですが、勉強にはなりました。
結局のところ、木曽殿がマイノリティーであるがゆえに皆様深い愛を持っている気もするので、お互いの持論はおいといて「ここまでは納得できるよね!」みたいなガイドラインを作ってサミットなり総会なりをやった方が楽しさも世界も広がると思うなあ…
◆◆◆



そして気になるファンの顔ぶれなんですがー、何度も書いてスンマセンがほんとに年齢層高くて!もうビックリ。60歳以上が基本!みたいな。
若者にもマイノリティ萌えな一般ヲタ(どこのグループにも属さない方w)がもうちょっといるんじゃないかと思ったんですけどネ!<それっぽいヒトもいた気がする〜該当者は出頭せよw







そしてお楽しみの武者行列!
やっぱ鎧武者はテンション上がるなあ!
↑木曽町長と木曽当主入りの集合写真ッス。


まずは地元の太鼓団体の出陣太鼓でスタート、
背中の「蘭丸」というのは信長の小姓「森蘭丸」にゆかりがあるということらしい。さすが美濃国!



はじめ西に向かって行進だったので西日で写真が色トビT_T さすが中日新聞の写真はよく撮れてるな〜。<当たり前だ


行列の役柄は以下のようなメンバー。
・木曽殿
・巴御前
・樋口兼光
・今井兼平
・根井幸親
・楯親忠
・落合兼行
・仁科安弘?



義仲殿はよくみると薄化粧なさってて色男を意識した雰囲気が。そうそう、そうこなくちゃね。巴はホントにかわいくて、でもなかなか笑顔を作ってくれないツンデレキャラの印象。

それから先頭に尺八を吹いてるヒトがいたのだが、これはもう勝手に「コイツ覚明!」って妄想してたw


そして謎だったのが「仁科安弘」。

仁科といえば盛家
じゃないのー?

と、思って後日確認してみたら盛家の兄が守弘でしたm(_ _)m
覚一本では「仁科、高梨、山田の次郎」と必ずセットで出てくる
木曽のスリーアミーゴスワタシの脳にインプットされてます。



そして行列のゴールが千村家の菩提寺である『東禅寺』。



行列見たら帰ろうと思ってけど、気がついたら最後までついて行ってしまったので、法要まで軽くおつき合いさせていただく。


いやあ、お寺の鐘が無人で鳴るんですよ、ココ!ううーん、ハイテク!




参加者の方々はこのあと交流パーティーに突入されたようだが、まあワタシは一般ファンなのでこれにて失礼。<てか、単にチキン





岐阜県といえば、中原兄弟の末っ子?落合五郎兼行の館跡が中津川市の国道19号沿いの愛宕神社あたりにあるらしい…が、久々利からこの中津川市までまた遠い!


と、いうワケで断念。
(最寄り駅はJR中央本線の「落合川」の模様)

相変わらずツメの甘い旅となりました。




そういや、恒例のソバは今回見つからなかった!
田舎×蕎麦の法則が見つからなかったとは!不覚!



しょうがないので名古屋駅で「なご屋」の塩新味ラーメンを食す。麺がストレートで九州っぽい。名古屋なら「味噌煮込み」か「きしめん」だろ!と言われそうだけど、もうね、食べ飽きてるんで!




2008年11月

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<今回の移動ルート>

名鉄・新可児駅

久々利公民館

東禅寺




◆今回のヒント

木曽古文書歴史館
木曽氏の子孫「千村家」に伝わる資料があり、「今井兼平書状」などあるようです。

東鉄タクシー
ご利用の際にはご確認を。



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